写真整理の手順
<基本的な流れ>
- IN>>>写真の取得
- PROCESS>>>写真の仕分け・保管・編集 ・IN/OUT管理
- OUT>>>写真の展示
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OUT>>>
- 「OUT」は写真が有する価値そのものである。写真を撮る目的と写真の価値は必ずしも一致しない。何かを意図して狙っても、意図・狙いに沿う写真が得られるわけではない。無心の写真が思わぬ価値を持つこともある。結果オーライということだ。素人写真家であればそれで十分だろう。
- 写真そのものの価値を理解する目が必要だ。
- OUT:展示場と画質レベル
一般公開=HIGHレベル画質
- S.ストックサイト登録
ストックサイト(ライセンス販売):テーマがいくつかありそうだ。高画質。<閲覧制限なし>
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- A.運用サイト利用
自分で運営するホームページ・ブログなど(背景・カバー・挿入図など)。高画質。WEBサイト利用のため画質は低くても構わない。<閲覧制限なし、サイトの制限状況に依存>
- - B.テーマミュージアム構築
写真館・展示館・ミュージアム・ギャラリー(テーマ型)サイト。テーマコンテンツ、パレード、カレンダーなど。ミディアム画質。<閲覧制限なし、サイトの制限状況に依存>
- - C.ライブラリー登録
写真ライブラリー(目録型。サムネール表示。テーマ型の準備コンテンツまたはテーマ型展示を解消したコンテンツ)。ストックサイトにアップしたものは明記すること。ミディアム画質。
- - 注意:ハイレベル画質は個別の求めに応じて対応。
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- D.プライベートサークル展示
仲間内の写真を仲間内限定で公開する。イベント~期間~サークルで切り分ける。写真の出来具合(レベル)はミディアムでも構わない。ミディアム画質(要求があれば高画質をアップ)。 - サークルごとに開示対象者を明確にする。
- - 注意:ハイレベル画質は個別の求めに応じて対応。 イベント対応サークルは単なる受け渡しサイトになります。
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- HIGHレベル画質
X=X1=X2日別フォルダー/日別フォルダーバックアップ(#1・#2):オンラインサイトアップしない。オリジナル画質(高画質)。
- - MEDIUMレベル画質
Materials Online
S,A,B,C,D.の各区分に応じた作業のためのワーキング素材をプライベートにアップしておく。オリジナル素材からゴミを捨てる(ボケ写真などを削除する)発想はしない。お気に入りをピックアップする。時にはボケ写真も使用する。ここでは検索できるようにキーワード、説明が気なども必要だろう。-
- ミディアム画質はフリーでアップできる画像画質のベストのもの。(今は1000×1000?)
※
IN>>>
- All Device
「IN」は自分で撮影した写真。パートナーが撮影したものも含めてよい。デバイスはカメラでも携帯でも構わない。スキャナー経由も構わない。
- - All Media
ビデオ情報、音声情報も写真情報の延長で理解して取り込む。デジカメでRAWデータが使えるギアがあればRAWデータで取り込む。
- - Date and Place
情報には日付と場所は必須。
PROCESS>>>
- 毎日
基本的には毎日、デバイスからPCへデータを取り込む。毎日が面倒な場合でも最低1週間以内に取り込む。土日に一定の作業時間を確保すること。
- - 日付別・デバイス別
日付別フォルダーに収容する。全てのデバイス。デバイス区分はファイル名。ファイル名が重複する場合はリネームツールでデバイス名をファイル名に入れる。IMG_xxxx⇒Apple_IMG_xxxx。
- - バックアップ
日付別フォルダのデータをバックアップ用ハードディスク#1、#2にコピーする。バックアップは異なる2台のローカルドライブへ。
- - マーキング
その日のベストショット、公開素材に使えそうなものにマークをつけます。Picasa(ピカサ)利用の場合は★スターマークを付けます。展開上有用であれば適当なタグをつけます。後で付け直す必要がある場合は二重手間になるので慎重に。
- - クラウド
パーソナルクラウド(素材サイトM)にアップします。出先での作業を可能とします。
- 問題と対応:デバイス名をフォルダーに入れたほうが取り扱いしやすい。デバイスによって回収日が変わるとフォルダー内容が確定せずバックアップの重複作業が発生する。デバイスでフォルダを分けると時間の連続性が失われるのが弱点。フォルダー数が増えるのも何かの障害になる可能性はあるが、全体の管理工数は抑えられるだろう。
溜息(ひとやすみ)
- 大昔は写真は時代を写す貴重な資料だったけど、今はそうでもない。
- 趣味・芸術・作品としての写真。何処かで誰かに見せる前提の写真。自慢であったり売り物だったり。
- 趣味芸術作品でも、自分だけでこっそり見るものがないわけではない。
- 記録写真。家族などが見る写真。イベントベース、ライフログ。グループ毎にで共有する類の写真。
- 究極のグループは自分ひとりという形になる。これも自分だけが見るようなものもあり得るだろう。
PROCESS>>> 続き
選別が一番難しい。
- 素直に、絵として美しい、面白い、感動できるものをピックアップ。テーマ(またはキーワード)は後付で十分。
- テーマ(またはキーワード)を先に決めてピックアップ。
- イベント系は特に程度が悪くない限り全てピックアップする。
- その日のそのステージでのお気に入りをピックアップ。1つに限ることは無い。0(無し)でも複数でも構わない。
単純区分
- 一般公開で使える/使いたい
- 限定公開で使える/使いたい(イベント、プライベート、記録)
- 自分限定(お宝・秘蔵品)
- 使えない/使いたくない
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手順
- 日付別・デバイス別フォルダに収容
- バックアップ(2つのストレージデバイス)
- 日付別・デバイス別フォルダから素材を選別してMサイトにアップ(サイズの縮小化も同時)。
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